雨降って地固まった。

 大掃除とお正月休みの準備、なんとか間に合いました。

最後はバタバタでしたが。


しかし。
つくづく、「もうこれからは、判断や行動する時は、絶対に急いじゃダメ。 意識して、もっとゆ~っくり集中しながら取り掛からなければいけない」と、今日も買い物で失敗したので自分に言い聞かせました。


最近は、感覚や直観的に動くと必ずと言っていいほど後になって「しまった、肝心なことを忘れてた! 失敗した!」なんて後悔することが激増しています。

けれど生まれつきせっかちでそそっかしいので、こうした「大切なこと」すら(とっさに)忘れ、反応してしまうんですよね💦

がっかりして落ち込んだり、自分に腹を立てたこともそう(苦笑。


忘れっぽくなった上に、あちこちへと細かく気が回らなくなったり、"計算(処理?)" ができなくなりました。
ただ、都合が悪いこと忘れたいことは早く忘れられるから、悪いことばかりではないですが。


ゆっくり、じっくり、のんびり。

シニアになった自分自身の暮らしや心の平和を守るために欠かせない3つの「り」。

若いころのような『わかっているふり』『(まだまだ)出来るふり』はもう卒業です。


すこし前までは、不器用で不出来になったこと、老けていく自分を受け入れがたくて、意地を張って抵抗していました。

でも無理なものは無理なんですよね。

自分から "折れて" ゆかなければトラブルになることも増えてきました。
よけいなことをして周りにも(特に若い現役世代に)迷惑をかけてしまいかねません。


こういう時こそ年の功。

心の中では悔し涙を流しつつ、表では微笑みを浮かべながら、相手(自分より若い世代)に頼ったり委ねたり、ということができるようになってきました。

10年前の私だったら考えられないこと。
若いころはいっつも肩をいからせてて、「負けたくない!」ってとんがってましたから。



この3年ずっと「人づき合い」に泣かされていました。
特に今年はすごかった。。。


ところがいざ過ぎてみると、そのおかげで自分(の世の中的な立ち位置)に気づけたし、過去の輝かしい実績やプライドへのこだわりも捨てて、(必要に応じて)進んで相手に譲れるようになれたから、それは苦労したかいがあったというものです。

そんなこんなで、誰かと自分を比べたり、優劣を競い合うことがなくなった今のほうがず~~~っとラク。生きやすくなりました。


とはいえあんな嫌な思いはもう二度とごめん(苦笑

残りの人生は、楽しくて素敵な思い出を作れるだけ作ってゆきたいのです。


失敗は成功の元。
苦あれば楽あり。

楽に思い通りの大成功ができた経験よりも、しんどい思いをした後で得られる『幸福感』のほうが正比例や乗倍になってかえってくるんですよね。

嵐が過ぎ去った後に手に入れた新しい暮らしには満足してて、毎日幸せをかみしめていますから。





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